この項目では、実際に相続が発生した場合に、その後のお手続きを進めるにあたっての注意点やその手順等についてご説明させていただきます。

　まずは、遺言の有無を確認していただきます。遺言の有無によってその後のお手続きの進め方も変わってきますのでご注意ください。

→遺言の有無の確認

　次に被相続人の財産を引き継ぐ権利を有する相続人がだれで、何人みえるのかを調査します。「そんなの分かりきっているから必要ないよ。」と思われる方も是非一度ご確認ください。

→相続人の調査

　同じく被相続人の財産にどのようなものが、どれだけあるのかを調査します。

→相続財産の調査

　これらをふまえて、だれが、何を相続するのかについて相続人全員が合意していることを「遺産分割協議書」という書面に起こします。

→遺産分割協議書の作成

　遺産分割協議が整った時点で、各種財産の名義変更のお手続きを進めます。

→財産の名義変更手続き

　以上で相続に関する諸手続きについてひととおりご確認いただけるかと思います。

　ただ、実際には調査のための各種書類の収集から、状況の把握、相続人のみなさんのご意見の調整や金融機関他変更のお手続き等かなりのお時間と労力を費やされることと思います。

　日常の生活といえども何かとお忙しいうえに、このようなお手続き事を抱えられるのは、大変なご負担であると思います。また、相続のお手続きというものは繰り返し何度もご経験されるようなものでもないと思われますので、費やしていただくお時間と労力がもったいなくも感じます。

　流れはわかるものの自分のケースではどうしたらよいものか、具体的な手続きの進め方について相談したい、あるいはアドバイスがほしい等のご要望がありましたら、お気軽にご相談ください。

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